関西電子情報産業協同組合 KEIS

Kansai Electronics Information industry Society

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2021-02-25

AIセミナーNo4 ~AI人財の確保・育成・活用~ 開催案内

経済産業省「地域企業イノベーション支援事業」の一環として、AIの活用を中心にした「AIセミナー」を開催しています。
今回のセミナーは、AIのコア技術の開発・導入を展開されている3社の方々から、AI人財の確保・育成・活用の取り組みをご紹介いただきます。
AIの開発・運用・活用を考えられている方々に是非ご参考にしていただくご案内させていただきます。
ご参加のお申込みは、以下の「申込方法」で3月5日(金)までにお願いいたします。

●日時 2021年3月9日(火)15:00~17:30

●参加方法 オンライン
※お申込みをいただいた方に接続方法を連絡させていただきます。

●プログラム
15:00~15:05
 開催挨拶 KEIS 経営力向上委員長 神谷 坦
15:05~15:45
 講演&質疑応答
 「DX・AIプロジェクトを成功させるコミュニケーション」
  atma㈱ コンサルティング事業部長 福岡 幸平様
15:45~15:55 休憩
15:55~16:35
 講演&質疑応答
 「AI人財に仕事が回るための挑戦」
  ㈱tiwaki 代表取締役 阮 翔様
16:35~16:45 休憩
16:45~17:25
 講演&質疑応答
 「海外AI人財の積極活用」
  ㈱計数技研 代表取締役 早石 直広様

●講演内容
◎DX・AIプロジェクトを成功させるコミュニケーション
 atma㈱  コンサルティング事業部長 福岡 幸平様
当社の社名「atma」は、サンスクリット語で“(人の)最も内側”を意味し、「物理と情報を滑らかに接続することで人の営みを豊かにする」ことをミッションとしています。
AI導入コンサルからシステム開発までを一貫して手がけ、課題分野としては、予測・制御系、認識・推定系、分析・要約系、設計・デザイン系、生成・対話系、協働・信頼形成系があり、ありとあらゆる分野で活躍しています。
AIの活用には、課題分析、解決手法の設定、プロトタイプの作成・検証・改善、システム開発・導入・運用まで、多くの工程がありますが、一番重要なのが顧客の話を聞き、お互いで意見を出し合っていく工程です。そこでのコミュニケーションがAI開発の鍵を握っています。
なぜなら、IT導入だけでなく、組織を変革していくDXには正解はなく、関係者がそれぞれの立場で対等に「こうしたい」という自分達だけのあるべき姿を生み出していくことが不可欠になっているからです。
今回の講演では、当社の開発・導入事例をご紹介いただきます。また、AI人財を確保・育成するための当社のインターンシップ支援もご紹介いただきます。

◎AI人財に仕事が回るための挑戦
 ㈱tiwaki 代表取締役 阮 翔様
当社の社名のtiwakiは、「知恵は琵琶湖から湧きます」から名付けられました。
当社では、エッジデバイスで活用できる深層学習技術、認識対象の学習を必要としない画像認識技術、世の中のすべてのものをタッチパネルに変身させる技術など、さまざまな技術を開発し、提供しています。
当社が目指しているのは「誰でも簡単に自分のために使えるAI技術を作ること」であり、さらにそのAI技術を基にして生み出されたさまざまなソリューションを共有し合う「AIエコシステム」の実現を見据えています。
阮社長は、日本では「AI人財が不足している」と言われているが、人財が少ないのではなく、仕事と人財がマッチングしていないと考えられています。
一方、中国ではAI関連への投資が活発であり、若い人たちに多くのチャンスがあり、そこで成功した人たちを見て、さらに優秀な人が集まっていると見られています。
そのためには、今存在している人財に仕事が回るようにすること、仕事を作り出すことを目指して、滋賀を拠点に日々奮闘されています。
今回の講演では、当社が持つ技術や開発・導入事例を紹介していただきながら、中国などのAIビジネスの実態、そして、当社での優秀な人財を育て仕事が回るための挑戦をご紹介いただきます。

◎海外AI人財の積極活用
 ㈱計数技研 代表取締役 早石 直広様
当社は画像の抽象化による画像処理で数量測定が容易に行える技術やAIによる対話エンジンで特許を有しており、多様な業界の企業にロボットとAIの導入に関するコンサルティングを提供しています。
また、ミャンマー、メキシコ、アルゼンチンなどの海外のトップクラスの学生をインターンシップで受け入れ、最終ゴールまでの確認工程を細かく分解して、小さい成果を積み上げることで、潜在能力を引き出しています。
海外の人財に限らず、入社するまでには、課題を解決するための方法を見つけるため、自ら論文を調べ、それをもとに自分でソースコードをつくり、評価し、それらを組み合わせて、課題を解決できるように育成しています。
入社後は、いくつもの案件を担当し、指導者のもと現場の中で、AI活用での難しさを体験し、優秀な技術者となるように成長を見守っています。
今回の講演では、当社が持つ技術や開発・導入事例を紹介しながら、海外からのAI人財の確保・育成に取り組んできた内容をご紹介いただきます。

●参加費 無料

●申込方法
参加者の組織名・部署役職・氏名・email・telを記載し、件名を「3/9 AIセミナー申込」として、3月5日(金)までに、メニューの「連絡」からお送りください。




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