ISO9001、ISO14001の改訂版が今秋に発効されます。
そこで、10月14日、当組合会議室にて、「ISO 9001・14001 2015年改訂セミナー」を開催しました。
一般財団法人 日本規格協会審査登録事業部のQMSおよびEMSの主任審査員であり、当組合員へのISO9001、ISO27001(ISMS)、Pマークなどの導入指導をいただいている大橋靖記先生に講師を務めていただきました。
セミナーでは、ISOによるマネジメントシステム規格共通の上位構造(HLS, High Level Structure)とその上位構造を前提に構築されたISO9001およびISO14001の新規格(FDIS, Final Draft International Standards 最終国際規格案)を解説していただきました。
特に改正の重要ポイントとして、マネジメントシステム規格の共通化、プロセスアプローチ、リスクの考え方の採用、文書化要求の軽減、サービス業への適用の容易性、リーダーシップ(経営者責任)の強化などについてくわしく説明していただき、参加者からの質疑に応答いただきました。