コースの特長
このコースを担当している企業は、電子応用機器を中心業務とし、メーカーの開発期間短縮・TOTALコスト低減に答える為、高性能な製品を作っています。
電子回路設計技術は、高度な半導体を搭載させ、電子応用製品を動作させる為に必要不可欠な技術です。電子機器業界だけでなく、車載関連・住宅設備・環境関係等あらゆる分野で使用されています。
このコースでは、実際に電子回路の設計を行い、CADによる回路図入力・部品配置・配線を体験することができ、電子回路の重要性を知ることができるでしょう。
カリキュラム
日 | 実習内容 | 講習内容 |
1日目 | ●コース概要の説明 10日間で体験する内容を説明します。 ●回路仕様・CADの使い方の説明 回路仕様の見方、回路設計で使用するCADソフトの操作方法を説明します。 |
●企業紹介 会社概要、勤務時間、注意事項、ISO14001の運用などを説明します。 |
2日目 | ●CADによる回路設計 CADを使い、電子回路を設計します。 ●部品データシートの調査 設計図をもとに、必要な部品のデータシートを作成し、部品の在庫を確認します。 |
●回路動作原理の説明 回路印刷方法について説明します。 |
3日目 | ●回路製作 設計図をもとに、ユニバーサル基板を使用し、各部品を組み合わせて回路を製作します。 |
●回路製作時の注意点 回路製作に必要な部品を集める時の注意点を説明します。 |
4日目 | ●回路製作時の注意点 部品の配置、電源ラインについて説明します。 |
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5日目 | ●回路の動作原理の説明 さまざまな種類の回路の基本動作を説明します。 |
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6日目 | ●回路の動作確認・調整 製作した回路の動作を確認し、問題点を発見して修正します。 |
●電源、オシロスコープ等の使い方の説明 動作確認の方法や調整時の注意点について説明します。 |
7日目 | ●若手社員との交流 若手社員との交流を行い、回路設計の面白さや開発の醍醐味を紹介します。 |
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8日目 | ●回路の動作波形データの整理 動作波形のデータを取り、整理します。 |
●回路の動作原理の説明 動作確認の方法やデータの整理方法を説明します。 |
9日目 | ●データのまとめ 整理したデータを分析し、レポートとしてまとめます。 |
●幹部との交流 幹部との交流し、回路設計の社会的な役割など、仕事の奥深さを紹介します。 |
10日目 | ●レポート作成・発表 10日間で学んだことを整理し、発表します。 |
(内容は変更になる場合があります)
受講に必要な知識など
・電子回路設計に関心のある方が望ましい。
・ものづくりに関心のある方が望ましい。
受入企業の紹介
北斗電子工業株式会社
実施場所:兵庫県西宮市名塩東久保2番36号
http://www.hokuto-ele.co.jp/
当社は「世の中にないモノをつくる会社」を目指し、創業以来、大手メーカーでは発想できない面白い開発、他ではできない難しい技術、他社の1/10のコストで同機能を備えた製品の設計などを行ってきました。とりわけ、計測器界ではエキスパート集団として信頼をいただいています。全社員の開発職の割合が68%を占める開発型企業で、国内外含めて30件以上の特許を取得しています。
主な技術としては、計測技術(磁気回路等応用)、画像処理技術、制御技術応用があり、お客様に応じた提案型のモノづくりを心がけております。
これからも、「仕事を攻めよう」「仕事を遊ぼう」「仕事を楽しもう」をスローガンに、いろいろな角度から仕事をとらえ、そこに自分のアイデアや遊び心を加え、社会に貢献していきます。