関西電子情報産業協同組合 KEIS

Kansai Electronics Information industry Society

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20 参考記事

参考記事:IT“特盛り”の海の家に行って顧客目線とは何か考えた

IT“特盛り”の海の家に行って顧客目線とは何か考えた
日経コンピュータ 2016/09/08 高槻 芳様
出典 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/090600657/?n_cid=nbpitp_fbed

本当に顧客の役立つシステムになっているか、機能不足や改善点はないか。導入現場の課題を知ろうと、自ら「海の家」の経営に乗り出したIT企業がある。システム開発を手掛けるセカンドファクトリー(東京都府中市)だ。
小田急電鉄江ノ島線の終着駅、片瀬江ノ島駅から歩いて5分。若者や家族連れで賑わう片瀬東浜海水浴場の入り口そばに、「SkyDream Shonan Beach Lounge」はあった。灼熱の太陽に時折吹く潮風、海水浴客で溢れかえるビーチ。誰の目にもITとは縁遠いように思える現場に、セカンドファクトリーは自社開発のタブレット型POS(販売時点情報管理)や飲食店・小売店向けの運営管理システムを導入。クラウドと連携させ、店長が遠隔からスマホやパソコンで売上状況を確認できるようにした。桟敷席などに設置したネットワークカメラを介して、店内の混み具合も把握できる仕組みだ。
それだけではない。開発や販売に携わる社員がタブレット片手に海水浴客から注文を取り、厨房にも立つのがセカンドファクトリー流だ。日々の店舗営業で生まれる悩みや失敗の一つひとつが、製品・サービスの改善につながる宝の山になっている。

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参考記事:ブロックチェーンがお墨付き 中銀や役所さらば

参考記事です。

ブロックチェーンがお墨付き 中銀や役所さらば

新・産業創世記 そう、個人が主役(1)
日本経済新聞web 2016/8/15 2:00

現代の中央銀行のモデルはイングランド銀行にある。1844年、ポンド紙幣の事実上の独占発行権を同銀行が得たことがはじまりだ。中央銀行が発行するから価値がある――。長く染みついた常識を一つのイノベーションが覆す。2009年にサトシ・ナカモトを名乗る人物が考案したとされる仮想通貨「ビットコイン」である。
円でもドルでもない新たな「通貨」の利用者は世界で延べ1400万人超。取引価格が乱高下するから、投機的に購入する人もいる。だが、スマートフォン(スマホ)片手に海外送金や実際の店舗での支払いに使われているのも事実だ。
ビットコインの信用を裏付けるのがブロックチェーンと呼ぶ技術だ。ネットでつながった無数の個人が暗号化した取引情報を検証し、お墨付きを与える。
今月、香港を拠点とする仮想通貨取引所ビットフィネックスがハッキングによって顧客口座から約65億円相当の「ビットコイン」が盗まれたことが明らかになった。安全性への疑念も呼ぶが、同業ビットバンク(東京・渋谷)の広末紀之社長は言う。「例えて言えば、銀行強盗に遭ったようなもの。ブロックチェーンそのものの信用は揺らがない」
用途は仮想通貨以外にも広がる。
北欧バルト海に面するエストニア。日本の9分の1の国土で人口130万人の小国でIT(情報技術)を活用した行政の効率化が進む。納税から出生証明、事業所の開設……。この国ではあらゆる行政サービスが国民一人ひとりに割り当てられたIDを埋め込んだICカード1枚で済む。
同国に拠点を置くIT企業ガードタイムが開発した認証システムが行政サービスを支える。同社は07年の創業以来、ITインフラ作りを進める政府に協力。ブロックチェーン技術を取り入れたことで、膨大な処理を瞬時でこなし、サイバー攻撃にも耐えるシステムを作り上げた。
米国でも事業を拡大、医療や交通の分野でも顧客を増やす。ディレクターのマーティン・ルーベル氏(40)は「もともとエストニアは国が小さい。世界市場をめざして開発してきた」と語る。
ブロックチェーンの採用は日本でも進む。
企業向け管理システムを販売するサテライトオフィス(東京・江東)は7月半ばからブロックチェーン技術を活用した社内管理システムを使い始めた。提供したのはベンチャー企業のシビラ https://sivira.co/index-ja.html (大阪市)。記録が残るというブロックチェーンの長所に目を付け、社内外からの不正アクセスの動作記録から犯人を割り出せるようにした。
シビラの藤井隆嗣社長(31)は確信する。「ブロックチェーンを生かせば我々の生活はもっと便利になる」
中央銀行や政府が担ってきた「お墨付き」という行為。強大な権力を持つ機関が手掛けるから、認証を受けたモノの価値も高まった。だが、ブロックチェーンでは世界に散らばる無名の個人や小さな企業であっても認証作業ができる。デジタル技術が、世界を長く支配してきた中央集権の構造を突き崩す。

出典 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ01I54_U6A800C1MM8000/



参考記事「アプリ開発ストーリー」と「地域IoT事例」

参考記事2件を紹介します。

保育園等の連絡帳を共有化するアプリ開発ストーリー

リクルートマーケティングパートナーズが2016年3月に提供開始した「kidsly(キッズリー)」は、保育園や幼稚園等と保護者をつなぎ、子どもの情報を共有できるサービスとして、多くの施設に導入され、評価を高めつつあります。
しかし、最初から保育士さんの作業を楽にしようとして進めたわけではありません。
大切な子どもの情報はみんなで知っていた方がいい、という考えが最上位概念にあり、その手段として、どこから情報を引っ張ってくればいいか、と考えたときに保育園がありました。
もっと普遍的なことを社会に届けたい思いが開発の原点でした。
ぜひ、ご高覧ください。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1607/11/news054.html

伊丹市IoT見守りサービス

伊丹市は、市内全域で子どもと高齢者を見守るIoTサービス「まちなかミマモルメ」を開始しています。
これは、Bluetooth Low Energyで通信するBeaconを活用したIoTサービスです。
子どもや高齢者にBeaconの発信機を携帯してもらい、発信する電波を電柱等の市内1000か所に設置した受信機が捉え、位置の履歴を保護者が把握することができます。
さらに、ボランティアが参加し、保護者が保護を依頼した場合、ボランティアも専用アプリで対象者の位置情報を捉え、容姿や顔を知らなくても保護に協力できます。
官・産・ボランティアが連携した事例として、ぜひ、ご高覧ください。
http://japan.zdnet.com/article/35086736/



参考記事「海の家をITフル武装してみた 反省あり教訓あり」

参考記事です。

海の家をITフル武装してみた 反省あり教訓あり

山田剛良氏(日経NETWORK編集長)2014/8/18付

IT(情報技術)は店舗の売り上げ向上に役立つのか――。
誰もが抱く素朴な疑問に自ら答えるためか、ある中堅IT企業が今年、首都圏近郊の海岸で「海の家」を自ら経営し始めた。
見た目は普通の海の家だが、運営にクラウドを利用した最新IT技術を活用。
データ分析を駆使し、メニュー開発などに役立てる。
約2カ月の短期戦で得られたのは意外な成果だった。

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