関西電子情報産業協同組合 KEIS

Kansai Electronics Information industry Society

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ハードウェア設計言語Verilog-HDLによる回路設計体験コース

コースの特長

このコースを担当している企業は、設備機器や建物を壊さずに、内部の安全性や品質を調べる非破壊検査システムや万引き防止などのセキュリティシステムを開発しています。
このコースでは、プログラム可能ICを搭載した基板を使用して、ハードウェア記述言語の一つである「Verilog-HDL」で、ハードウェアロジック設計の基礎を実体験できます。実際に回路を作成し、シミュレータ及び実機で動作確認を行います。
この経験を、より高度なハードウェアロジックを作成するときの礎とすることができるでしょう。
また、社内見学や社員との交流によって、自らの技術者像をイメージすることができます。

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カリキュラム

実習内容 講習内容
1日目 コース概要の説明
10日間で体験する内容を説明します。
●機材の説明
実習に使うトレーニング基板の説明を行い、回路図の見方を説明します。
●開発環境構築
ハードウェア開発に必要なツールをインストールします。また、基本的な操作方法を習得していただきます。
ハードウェア記述言語の説明
ハードウェア記述言語の種類や記述の種類について説明します。
●社内見学
当社の作業現場を巡り、業務内容、製品等を紹介します。また、プログラム可能ICが、製品のどのような場所で、使われているか等を見てまわります。
2日目 シミュレーションの実習
開発ツールに付属の波形入力型シミュレータの操作を習得していただきます。簡単な回路を記述し、シミュレーションを行います。また、トレーニング基板で動作を確認します。
ハードウェア記述言語詳細
このコースで学ぶ、Verilog-HDLの文法について説明します。
3日目 ハードウェア合成実習
講習で学んだ回路を作成し、シミュレーションで、動作を確認します。また、トレーニング基板での動作も確認します。
ハードウェア記述詳細
さまざまな、ハードウェアの記述方法を学びます。
4日目
5日目
6日目 若手社員との交流
若手社員と交流を行い、体験談等を語ります。
7日目 既定課題の制作
講習で、出題された課題の回路を作成します。シミュレーションで動作を確認後、トレーニング基板にて動作を確認します。
既定課題の説明
既定課題を出題し、その仕様を把握します。
8日目
9日目
10日目 レポート作成・発表
10日間で学んだことを整理し、発表します。

(内容は変更になる場合があります)

受講に必要な知識など

・Windows OSの操作を理解していることが望ましい。
・ハードウェアのロジック設計に関心のある方が望ましい。
・回路設計の経験がない方でも、先輩社員がサポートしますので、気兼ねなくご参加ください。

受入企業の紹介

ACTUNI株式会社
実施場所:大阪市住之江区南港東8-2-25
http://www.actuni.co.jp/
当社はエレクトロニクス製品の設計・製造から始まり、非破壊検査装置、防犯セキュリティの分野で活躍しています。非破壊検査では、原子力発電所をはじめ、熱交換器用チューブの検査、自動車・金属部品メーカーの部品検査、焼入れ部品の異材検査など、さまざまな現場で活用されています。また、検査対象品に合わせたオーダーメイドに近い形で、センサーの製作を行なっています。さらに、非破壊検査で培った高い技術力を活かし、電波式万引き防止システムを開発し、今では店舗だけでなくビル・マンションや工場などの施設へと フィールドを広げています。

さまざまな個性や得意を持った技術者が集まり、人々の安全や快適な暮らしを守る技術や製品を開発しています。





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