関西電子情報産業協同組合 KEIS

Kansai Electronics Information industry Society

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データベース活用PGMコース

コースの特長

このコースを担当する企業は、委託先の企業の仕事の仕方や仕事の考え方を理解し、その企業にとって本当に必要なコンピュータシステムがどうあるべきかを提案し、コンサル、設計、構築、導入、導入後の保守まで一貫して実施しています。
業務アプリケーション(企業内業務をつかさどるプログラム)において、データベースの検索、抽出、開示は基本中の基本です。このコースでは、そのデータベースに蓄積したデータを各種の切り口にて検索し、抽出、開示を学び、実際に作成し、実際にビジネスで使うプログラムをつくるのに必要な技術を実感していただきます。

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カリキュラム

実習内容 講習内容
1日目 今回のコースの企画説明
今回のコースの趣旨、狙い、体験する技術などを説明し、インターンシップで心がけてもらいたいことを伝えます。
●技術力診断
あなた方の得意とする言語にて、これまでどのようなプログラムを組んで来られたのか、その内容を披露して頂きます。出来る限り、実力に見合った命題を抽出します。
「会社の業務」の紹介
企業内の業務システムの構築(当社の仕事)の内容について説明します。ユーザーの要望を汲みあげ、システムの構築範囲を決定し、基本設計(データベース設計を含む)などの工程を経て、ようやく「プログラムの作成」の工程となります。
2日目 データベース(リレーショナルデータベース)の概念の説明
いくつかの例題を元に、テーブル設計というものについての簡略説明を行います。マスタデータ、トランザクションデータというものについても理解します。
若手からの業務説明
今年入社の若手、昨年入社の若手より、自分達がどのようにして技術者として育って来たのか、またこの仕事の魅力とは何かを語ります。
3日目 データベース接続
プログラムからデータベースへの接続を行います。まずは接続が出来ない事には何も始まりません。接続に際しては、データベースへの接続認証、権限などについても説明します。
●単純な項目取り出し
テーブルから指定した項目を抜き出すという事を学びます。
4日目 項目編集1
単純な項目取り出しを身に付けてもらったところで、取り出したままではデータベースの活用とはいえません。それを見やすいようにしてあげる事が必要です。テーブルから取り出した項目を見やすく編集し直します。
5日目 項目編集2
複数テーブルから取り出した項目を見やすく編集し直す事を学びます。販売管理のシステムだとすると、単価を管理するマスタ、販売情報を保持するトランザクション、この2つの情報から販売情報に単価?数量の販売金額を付加して編集して表示することも、データベースを活用したひとつの販売管理システムの原型のようなものです。
6日目 演算処理
複数テーブルから指定条件に見合ったデータを取り出し、演算をして編集をして表示します。ここ1ヶ月の販売情報、前年同期比、100万円以上の販売実績のある大口顧客はそれだけ居るのかなど、データベースから抽出する情報を指定する事により、より充実した販売管理システムへとデータベースの活用範囲を拡げます。
7日目 複合条件の処理
指定条件が複合条件になっていきます。ワイルドカードについても学びます。それによってさらなる活用形へ発展してきます。
8日目 データの新規登録
最終的にシステムの形にするにはデータベースに対する「新規登録」の機能が必須です。
9日目 データの格納
与えられた条件のデータを抽出し、データを更新の上、テーブルに格納します。前述の「新規登録」と同様にデータを「更新」するという機能もデータベース活用型システムには必須の機能です。
10日目 まとめ・発表会
これまでの総括のような例題をこなし、今回で学んだことなどを発表します。

(内容は変更になる場合があります)

受講に必要な知識など

・ASP.NET、C、C#、C++、JAVA-Servlet、JSP、PL/SQL、ProC、PERL、PHP、VC、VC++、VB、VB.NET、これらいずれかの言語をさわった事のある方が望ましい。 

受入企業の紹介

エムエムアイ株式会社
実施場所:大阪市淀川区西中島3丁目21-13 新大阪日新ビル4F
http://www.mmi-g.co.jp/
当社の社名「エムエムアイ」の由来はMan Machine Interfaceです。人と機械(コンピュータ)との間を取り持つのが役割です。「使えるコンピュータシステム」を、責任を持って構築しています。設立当初は金融系のシステム構築を業務の柱としていました。その後、オープン系のシステム開発を主体とし、一般会計、管理会計、固定資産、経費管理、予算管理、売掛管理、買掛管理、回収支払管理、請求発行システム、リース管理、資金管理、資金決済、外国為替、販売管理、在庫管理、受発注管理、工事管理、工程管理、給与管理、介護関連システム、人材管理システム、支店経営システム・・・・、企業の業務系と言われる分野はほとんど手掛けています。その各々が別のシステムとして存在するよりも、むしろTOTALとしてのシステムのプロデュースを行っています。





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