実戦型プロトタイプIoTシステム構築研修 募集案内

IoTシステムの効果は机上で得られるものではなく、プロトタイプを構築し、何度もデータ収集/分析を繰り返し、検証を重ねることが必要です。
そこで、IoTシステムのプロトタイプを実際につくりながら、ビジネス活用のアイデアを創出する「実戦型プロトタイプIoTシステム構築研修」を以下のとおり開催します。
助成金申請は10/3締切であり、定員は18名のため、急で申し訳ございませんが、第一次締切を【9/28】とさせていただきます。
IoT時代に対応するため、是非ご活用いただきますよう、よろしくお願い致します。

1.期間 11月4日~2月17日
2.回数 6回(すべて土曜日)
3.時間帯 10:30~17:30
4.場所 KEIS会議室
5.カリキュラム
◆第1回 11/4 土 10:30~17:30
●IoTシステム概論(講義)
・概要・システム構築技術
・通信方式
・センサとアクチュエータ
・データ分析と活用
・IoTセキュリティ/保守・運用
・応用システム構想&アイデア創出課題
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◆第2回 11/18 土 10:30~17:30
●IoTデバイス作成
講義:IoTデバイスの構成、マイコン、センサ等の仕組みと選定の考え方
実習:IoTデバイス製作(水耕栽培のデバイス)、ブレッドボード上への電子回路作成(温湿度、カラー)
講義:Arduinoプログラムの言語と開発環境
実習:Arduinoとの接続による動作確認、照度センサ、圧力センサーの追加
講義:IoTデバイス・エリアネットワーク
実習:Zigbee通信のための通信デバイス設定(IoTデバイスとゲートウェイ両方)
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◆第3回 12/2 土 10:30~17:30
●ゲートウェイとの接続
講義:ゲートウェイの役割、ゲートウェイ機器の選定、ゲートウェイプログラム
実習:ゲートウェイプログラムの準備
講義:ゲートウェイプログラムの言語と開発環境、Processing、Python、Java等の概要、水耕栽培用ゲートウェイプログラム(Processing)の処理概要
実習:ゲートウェイプログラムの変更と実行
講義:クラウドとの通信プロトコル、クラウドでの処理
実習:クラウドサービス利用のための設定
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◆第4回 1/20 土 10:30~17:30
●クラウドとの接続
講義:クラウドの役割、種類、サービス
実習:ゲートウェイプログラムからクラウドへデータ送信実行、クラウド上でのデータ確認
講義:クラウドサービスプログラムの開発手法
実習:デートウェイとクラウドの接続
実習:IoTデバイスからクラウドまでの連携実行
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◆第5回 2/3 土 10:30~17:30
●IoTデバイスへのフィードバック
講義:クラウドからのフィードバック手段、(http(s)(ロング)ポーリング、Websocket、mqtt)
実習:クラウド上のデータ操作、ゲートウェイ経由フルカラーLEDランプの色変更、センサタグを用いたIoTシステムのアイディアディスカッション、システムやセンサータグの概要説明、応用システム構想設計
①システムの機能:防災安全、照明制御、空調制御、ビルの入退館管理、昇降機の遠隔監視、電力消費量モニタ
②センサタグの機能:SensorTag CC2650STK
温度(周囲温度と物体温度)、湿度、照度、加速度(3軸)、ジャイロセンサ(3軸)、磁気センサ(3軸)、気圧、ディジタルマイク、磁力計
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◆第6回 2/17 土 10:30~17:30
●応用システム想定設計とアイディア創出
・事例または自分が考えたシステムをもとに「構想設計」した内容を発表
・各自のアイディアをもとにディスカッション
・ビジネス展開の検討
6.講師
清尾克彦様(NPO法人M2M・IoT研究会 副理事長・技術専門部会長 サイバー大学教授)
大江信宏様(NPO法人M2M・IoT研究会 理事)
岡崎正一様(NPO法人M2M・IoT研究会 理事)
秋山康智様(NPO法人M2M・IoT研究会 理事)
7.受講料 129,600円/人(税込)
8.共同企画/共催 NPO法人M2M・IoT研究会
9.参加条件
–1.WIFI接続可能なWindowsPC(7 or 10)を持参すること
–2.事前に配布するテキストを読んでおくこと
–3.すべての講座に出席すること
–4.宿題を遂行すること
10.定員 18名まで(15名に満たない場合は開催を見送らせていただきます)
11.助成金
この研修は人材開発支援助成金の熟練技能育成・承継訓練の対象となります。
詳細は以下をご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html
計画届を10/3までに労働局へ提出することが必要です。
なお、労働生産性が上がっている企業は、助成率が高くなります。
詳細は以下をご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137393.html
詳しくは事務局までお問い合わせください。